こんにちは^^
みなさん、お盆はどうお過ごしですか?
え?私? 私は仕事ですよ、施設長と二人きりで若干気まずい雰囲気の中、夏らしい怖い話を検索して過ごしていますw
一応、実話と呼ばれるものばかりを検索しているのですが、
世の中不思議な事、あるのですよねー。
そうしている今も、もう一人の事務員のいる棟では、「今日は変な音がする」と言っています。私の勤める施設は霊道がぶつかっており、行き場のないモノ達が出ると職員たちにも有名です。
ま、お盆なのでこの施設が好きで好きでしかたのなかった、亡くなった施設長が帰って来ているのだと思われますw
あ、苦手な方はごめんなさいね。
さて、今日は話が長くなるので興味の無い方はスルーで。。。
カエルの話です。
不思議な話を読んでいて思い出したのと、昨日 久しぶりに空を飛ぶ夢を見ました。
以前はよく空を飛ぶ夢を見ていて、だいたいその夢は鮮明で美しく、自分で夢だと自覚もあるのです。だから、お昼寝大好き、眠るのが楽しみでした。
最近見なくなったのよねーー。忙しすぎなんだね、現実世界に。
あ、そうそうカエルの話。
私がまだ小学生低学年だったころ。実家では祖父母が ほうれん草のハウス栽培をしていて、夜に母と兄とよく ほうれん草を束にするお手伝いをしていました。
夏の夜の実家の周りには、ガマガエルがいて、お手伝いの合間に兄と観察していました。
皮膚には毒液を出すところがあるから、触った後に目を擦ってはいけないとか、
兄は昆虫、動物について詳しい人でした。あ、今もね(笑) 石川動物園には兄が助けたハヤブサがいるよw
ある日の真昼間、アブラゼミがジージーうるさい実家の栗の木の下で、一匹のガマガエルが大きなアオダイショウに片足を飲まれじっとしていました。
彼らはカエルらしくなく、飛び跳ねないので、静かにもがいていたのかもしれません。
私が来てもアオダイショウは逃げることなく、ガマガエルを離しませんでした。
私は「離せ離せ」と声で威嚇したものの相手はひるまず、棒を持って来てつつきました。
でも離しません。私はアオダイショウの怖さと、カエルを飲み込もうとしている姿に怖気づいて、兄を呼びました。兄と一緒にしつこくアオダイショウをつつきました。
アオダイショウはたまらず、やっとガマガエルを離しミョウガのやぶの中にスラスラと逃げて行きました。
カエルの足も大丈夫。ホッして家に入り、縁側で栗の木の方を眺めていました。
アイスでも食べていたかもしれません、そのへんは忘れましたw
ふと手前のひらけた場所を見ると、ガマガエル一匹こちらの方に向いて座っていました。さっきのカエルかな?と思いました。
そのガマガエルはこちらの方を向いて、何度も何度もぎこちなくお辞儀をしているのです。何度も何度も。
私は「お兄ちゃん!あのカエルお礼しとる!!!」と叫びました。
兄も確かに見て、本当や・・と言っていました。
でも、何年かたったある日、ふと思いだして、あの蛇から助けたガマガエル、お辞儀してたよねーって話したら
「は?」って。 覚えていないのです、しかも親と一緒にバカな話、お前夢でも見たんやろって終わりました。
兄は忘れてしまったのか、あんなに強烈な出来事を。
それとも私の夢か。。。
いやいや、私は今でも覚えているのです。
セミの合唱、汗をかきながらつついたアオダイショウの大きさ怖さ、
そして何度もお辞儀をするガマガエルの姿。
夏ですねー、きっと世の中には不思議なことがわらわら転がっているんです。
現代の、日常の忙しさの中で、そうした事に目が行く余裕が無くなってしまうんですよね。
あ、爬虫類繋がりで(笑)
緑色になったアナベルを摘み取って、部屋に飾ったら細い尻尾がチョロンと出ているのに来客が見つけて青ざめてました。
すっごく小さなカナヘビの赤ちゃん。ずっとひっそり隠れていたんだろうね。良かったよ、部屋に紛れてなくて。もしくは、アナベルを住処にしてたんだろうね。
「ごめんよー、びっくりしたね」って言って素手ですくう私にますます来客は青ざめ(笑)
玄関の扉を開けたデッキのところに離しました。蜘蛛の巣にひっかかってはいけないよと言い聞かせ。くもの巣をバカにしてはいけません、蜘蛛はカナヘビの赤ちゃんすら捕まえます。
カナヘビの赤ちゃんは2日間くらい、デッキにいて毎朝姿を現し私を癒してくれました。仕事に行く前に「かわいいねー、捕まるなよー。」とカナヘビの口元に指をやるとペロペロと蛇の様な舌を出してくれました。
もう見なくなったけど、元気かな^^